ご依頼者
４０代女性 パート 子二人（高校生）
内容
夫から毎日のように罵声を浴びせられていた妻が家を出たが、自身で離婚協議を行うことが困難であったため、当事務所に依頼した。
相手側の主張
●夫はモラハラについて否定し、慰謝料の支払いを拒んでいた。
こちら側の主張
●夫のモラハラについて、客観的な証拠がなかったものの、夫の収入及び財産関係の資料は全て揃っていた。そのため、離婚が先延ばしになれば、婚姻費用の支払いが嵩むなど早期に離婚しないことのデメリットを相手方に説明し、妻側に有利な条件で解決に結びつけることを目指した。
養育費：月１５万円、財産分与：約６００万円、慰謝料：２００万円
結果として、養育費、財産分与、慰謝料ともに、ほぼこちらの主張どおりの金額で相手方の合意が得られた。モラハラ等、客観的な証拠が得にくい場合などは、婚姻費用の支払いが嵩むなど、解決までに時間がかかることのデメリットを丁寧に説明した上で交渉することが、金額的に有利な条件で解決するためには重要です。
