ご依頼者
50代女性 派遣社員 子一人(成人済)、婚姻期間25年
内容
夫(職業不明)が数年にわたり生活費を入れず、妻名義で借金をしていた。依頼者は離婚したいと思っていたが、夫に対して恐怖心が強く、一切協議をせず別居を開始。当事者間での協議は困難なため、弁護士に依頼した。
相手側の主張
●夫は離婚には応じる意向だったが、所有不動産に住み続けることに強くこだわっていた。財産分与することも拒否していた。
こちら側の主張
●夫に対し、離婚及び財産分与、妻名義で借りた借金の返済を求めていた。
財産分与:約300万円を得た
不動産以外に資産がなく、売却せずに財産分与を得ることが困難だった。相手方と頻繁に連絡を取り、協議を進めることで相手方の態度が徐々に軟化していきました。結果として不動産を売却し、妻名義で借金した全額を支払うことで合意を得ました。最終的には法的手続きを取ると圧力をかけたことが、早期解決につながったと思います。(受任から解決までの期間:4か月)