ご依頼者
30代女性 会社員 婚姻期間5年 子1人 別居2年
内容
夫(会社員・30代)からの高圧的な言動に耐えかねた妻が、当事者間で離婚協議を行っていたが、頻繁な面会交流を求められるなどし、依頼者本人では対応しきれなくなり来所。
相手側の主張
●相手方が現実的ではない回数の面会交流に、強いこだわりを見せていました。
こちら側の主張
●依頼者が、長年夫から受けたモラハラによって、夫の主張を拒否できない精神状態に置かれていたため、夫の言いなりになっていました。
面会交流回数の大幅に減らし、親権と養育費(22歳まで)を得て離婚が成立した
相手方が面会交流の回数に強いこだわりを見せていました。当事者間で離婚協議を行っていた段階では、依頼者が長年夫から受けたモラハラによって、夫の主張を拒否できないような精神状態に置かれていたため、夫の言いなりでした。
代理人が就いてから、相手方の言いなりからは脱したものの、離婚後に面会交流のやり取りを当事者間で行うことに不安がありました。そのため、できる限り当事者間での協議が減らせるよう、詳細に面会交流の条件を決めました。
相手方が求める面会交流の回数については、現実的に不可能であることを調停委員からも説得してもらい、回数を大幅に減らした上での合意ができました。(解決までの期間:10ヶ月)