ご依頼者
30代女性 会社員 婚姻期間1年
内容
夫(会社員・40代)からのモラハラ(精神的虐待)で、別居を決意し来所。
相手側の主張
●夫は夫婦生活がうまくいかなくなった理由は妻側にあると主張、離婚条件として500万円の解決金を要求してきた。
こちら側の主張
●夫からのモラハラが原因で別居、早期の離婚を希望していた。
解決金500万円の請求を大幅減額し、解決金25万円で早期に離婚成立した
調停申立前に相手方本人と協議を行いましたが、話がかみ合わないため、直ちに離婚調停を申し立てました。相手方は調停の場においても無理難題をつきつけてきたため、訴訟を覚悟しました。
もっとも、当方が、話し合いにならないことを理由に調停を不成立にし、訴訟提起を行う旨明言したところ、相手方の態度が軟化し、最終的には相手方が要求していた解決金を大幅に減額し、解決金25万円を支払うことで早期に離婚成立となりました。
モラハラ夫の場合、離婚協議においても話し合いにならないことが多く、対応が困難です。時には訴訟を覚悟して、強気に交渉することで、逆に相手方の態度が軟化することがあると感じた事案です。
モラハラ案件においては、当事者間で離婚協議を行えば言いなりの状態になることも多く、弁護士を入れて協議を行うことが必要です。(解決までの期間:半年)