ご依頼者
40代女性 パート 子一人(未成年)、婚姻期間20年
内容
夫(会社員・40代)から長年にわたるモラハラが原因で、依頼者が離婚を決意し来所。夫がすぐに高圧的な態度に出るため、依頼者が当事者間で話し合いを進めることはできないと判断し、弁護士に依頼した。
相手側の主張
●夫もすぐに代理人を就けて、財産開示にも応じたが、離婚自体を拒否。
こちら側の主張
●夫に対し、離婚・親権・養育費・財産分与を求めていた。
親権・養育費及び財産分与として350万円を得た
相手方もすぐに代理人を就け、早い段階から代理人間で協議、双方の財産開示・整理をしたため、財産分与の点で大きな対立はありませんでした。しかし、相手方が離婚自体を拒否したため交渉が難航しました。
相手方が離婚を受け入れなかったため、離婚及び婚姻費用の調停を申し立てたところ、裁判所での手続きを嫌った相手方がすぐ離婚に応じたため、調停を取り下げました。なかなか協議が進まない場合は、躊躇なく調停申し立てを行うことも重要だと思います。(解決までの期間:4か月)